佐 渡 ト ラ イ ア ス ロ ン   後藤篤夫
      2000年9月


 
今年も佐渡トライアスロンBタイプに出場してきました。40才より佐渡に挑戦してきて、

今年で9年目。 昨年までの8回出場でエイジ優勝が4回、今年優勝して40才代を勝ち越して

終えたいと、頑張りましたがさて結果のほうは? 

 9/1静岡朝一の新幹線で東京へ。今年は静岡トライアスロンクラブの3人と、トライブロスの

S君、そして初めて佐渡へ行く私の女房の6人が一緒にいきました。新幹線を乗り継いで、

新潟港からはジェットフォイル、時速80Kmの高速で走り12時には佐渡着となります。

旅館へ着くとすぐにバイクを組立、徒歩で10分位の受付・開会式会場へ。夕方からは

アワードパーティー、旅館へ戻って夕食(宴会)と飲み続けてから就寝。
 
 9/2朝起きると、台風の余波で強風が吹き荒れている。海の状況を見に行くと、案の定、

大荒れ。設置されていたブイも遠くに流され、大会のスイム中止が予想される。雨も今にも

降ってきそうなので、朝食前にしかたなくバイクとランの練習に行く。昼間はあきらめて、

佐渡金山などの観光にでかけるが、途中、日本海の荒波がいたるところで打ち寄せている。

明日の天候の回復を願って、ビールは1本に押さえて、就寝。
 
 9/3大会当日。4時に朝食を取り終えてロビーに降りると、スイム中止が伝えられた。

スタート時間も40分遅れの7時30分に、競技はバイク+ランの変則デュアスロンに変更

されるとの事。スタートは、並んだ順番に、タイム計測地点を一人ずつ通過していく方法が

取られた。先にスタートした、Aタイプ約800人で、最終スタートまで20分位かかり、

日本選手権男女の後、いよいよBタイプのスタート。約50番目位で、S君と前後して

バイクラックへ、相変わらずトランジットが遅いのであっと言う間に置いていかれる。

「そのうち追いつくさ」と思って、序盤はゆっくりとスタート。何人かをパスしてガンガン

飛ばすが、一向にS君が見えてこない。今回彼とは、5分のハンディを私がもらって賭けを

しているので、少々あせる。途中、平地と上りで、前を行く選手を何人か抜くが、30Kmを

越えたあたりから、一人旅が続き、一瞬トップを走っているような錯覚に陥る。50Km

付近で、同じエイジのライバルがいて少し驚くが、うまい具合にトンネルに入ったので、

気づかれないようにさっと抜く。先にスタートした、日本選手権の山倉紀子や堀陽子も

ちょっとした上りで、「大したことないな」とパス。(あとで実力を思い知らされることも

知らず)。海岸沿いは、高波が道路まできていて、注意して走るが、眼鏡がシブキで見えなく

なったりして、少しこわかった。70Km過ぎの最後の難関の上りでも、はるか遠くに1人選手が

見えるだけで、目標が全くない。つらい後半で、目標がないのは、本当に大変だった。

ようやくバイクを終え、トランジッションに向かうと、S君がちょうどランのスタートをする

ところ。一言声をかけて、自分も急いでランスタート。1Kmも行かないうちに、バイクで

パスした山倉選手に抜かれ、ビックリ。同じエイジのライバルにも5Km過ぎに抜かれ、

少し気落ちする。しかし、S君もバイクで頑張りすぎたのか、7Kmあたりで私に抜かれる。

5分のハンディをもらっているので、この勝負はもらったなと、内心ウフフ。折り返しを過ぎた

あたりから足が重くなり、タレて走っていると、いきなり後ろから、「行きますよ」とS君が

復活してきた。驚異的な復活力に驚きながらも、負けるわけには行かないと、最後の力を

ふりしぼるが、どんどん置いていかれる。結果は残り7Kmで2分半の差がついたが、

賭けはなんとか私の勝ち。レース後のおいしいビールをいただきました。

 今回のレースで痛感したのは、いかにバイクを押さえて、ランをキッチリ走るかということ。

日本選手権の女子の走りは、あきらかに、バイクで足を残していました。

 今年エイジ2位となったくやしさをバネに、来年もまた挑戦したいと思います。




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