トライアスロンを知っていますか

 みなさんは子供のころから、クラブ活動、体育の授業、遊びなどのなかで、さまざまなスポーツ
に触れてきたと思います。かけっこをしたことのない人、自転車に乗ったことのない人、プールに
行ったことのない人はほとんどいないでしょう。トライアスロンは、みなさんが小さいころから
経験している、基本的な運動の延長線上にあるものです。つまり身体はすでにトライアスロンを
知っているのです。泳いで、自転車をこいで、走るというトライアスロンの経験を、みなさんは
すでに違う形でしているのです。レースに出て3種目をやってみたとき、みなさんもきっとトライ
アスロンが好きになることでしょう。 トライアスロンというと、「鉄人レース」を連想される方が
多いのではないでしょうか。しかし、短い距離のトライアスロン大会のほうが多いのが実際です。
陸上競技でも、初めから42.195kmのフルマラソンに出る人はほとんどいないと思います。
幼稚園、小学校の頃にまず20〜50mのかけっこに始まって、小学校高学年で1000m走、
中学校3年生で3000m走、高校で5000m走などを経験して20歳代でマラソンに挑戦という
ように、段階を踏んで距離を伸ばしていくものです。トライアスロンもまずは短い距離を楽しみ
ながら始め、徐々に距離を伸ばしていけばよいのです。しかも、トライアスロンは歳を取ってから
でもできる生涯スポーツです。小学生から、60、70歳代の方まで、各世代のアスリートが自分
たちの目標に向かって楽しめるのがトライアスロンです。

(JTU Let’s Start Triathlon  トライアスロンをはじめよう からの抜粋)


現在行われているトライアスロン

 トライアスロンは1974年、アメリカのカリフォルニア州で
初めて行われました。その後、1978年にはハワイ・アイ
アンマン大会が開催されました。日本で初めて行われた
のは、1981年鳥取県皆生温泉でのことでした。1985年の
沖縄県宮古島での大会は全国放映され、、トライアスロンの
名を日本中に知らしめました。この年に熊本県本渡市で
日本で初めてのオリンピックディスタンスの大会である、
天草トライアスロンが開催されました。この年をきっかけに
トライアスロン人口は年々増加の一途をたどり、現在では
日本国内だけで愛好者は20万人を超えると言われて
います。2000年のシドニー・オリンピックでは、正式種目と
して採用され、2004年のアテネ・オリンピックでも正式競技
となっています。2003年の静岡国体でもトライアスロンが
デモンストレーション競技として行われました。
陸上競技や水泳競技のように、トライアスロンもさまざまな
距離のレースが行われています。オリンピック種目である、
51.5km(スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)、
ロングディスタンス(スイム2〜3.8km・バイク90〜180km・
ラン20〜42.2km)などがあります。このほかにも、
各地域によって、その地形に合わせた距離でのレースが
日本全国180ヶ所以上で行われています。




 トライアスロン
 

 トライアスロンは、スイム・バイク・ランの3種目で構成
されています。プールや、川、海などを泳ぐスイムの後、
バイクつまり自転車に移ります。島などを1周するコース
や、同じコースを何回も回るコースなど大会によってさま
ざまです。最後はランです。このランニングを終えると
フィニッシュが待っています。フィニッシュラインを超えた
とき、あなたも大勢いる、トライアスリートの一人となる
わけです。

JTU(社団法人日本トライアスロン連合)
の普及委員会が発行した小冊子の表紙
を飾った、’99年奄美レディストライ
アスロンでの娘のゴールシーン

トライアスロンとは