'03全日本シクロクロス選手権大会に参加してきました! 後藤久美子 03.12.14
 一昨年くらいに、シクロクロスという競技を知りました。初めはMTBを借りて出ていましたが、
そのうち、クロスバイクを借りて出るようになり、あまりにもおもしろいので、ついに昨年、
購入してしまいました。ルールなどが、かなりきっちりと決められており、カテゴリーも分かれて
います。男子はカテゴリー3から始まり、上位に入らなければ、カテゴリー2には上がれません。
だから、カテゴリー1で走っている人たちは、本当に実力のある方々ばかりです。
女子も2つのカテゴリーに分かれており、選手権に出られるのは、上のクラスで、完走の実績が
ある人(たしか、こんなルールです)。私は、超初心者ですが、選手権に出る権利もあることだし、
挑戦することにしました。でも、やっぱり、初心者です。かなりいろいろやってしまいました。
 いつものクロスは当日受付もあるほど、アットホームです。しかし、選手権となれば、前日から
始まります。まずは、試走です。昨年も同じ場所の試合に出ましたが、コースはまるで違います。
曲がりにくいコーナーや、シケインと呼ばれる、木の板で作られた障害物、ライン取りや、
降りたほうがいい箇所など、周りの人の走りをマネし、覚えます。テクニックのない私は、
時間も忘れて、何度も何度もできないところで練習しました。そうこうしているうちに、受付時間と、
ミーティング時間まで、あと、20分まで、きてしまいました。やばい!!
急いで着替えます。そして、受付にダッシュです。ここでは、メット、ウエアー、ライセンスのチェックを
します。今年初の試合で、ライセンス忘れで、出場ができなくなるところだったため、これはきっちり
持っていました。しかし・・・、「JCFのステッカーがこのメットにはないね、これじゃ、認められません」
私のメットにも付いていたはずなのに、ない・・・。そういえば、前に剥がれてきたから、取ってしまった
ような・・・。目の前真っ暗、血の気が失せました。ここまで来たのに、出られない?どうしよう?
私の監督として、一緒に来てくれた人が車へ走ります。メットを取りに行ってくれ、それを借りて、
出ることになりました。なんて、おバカなんでしょうか。でも、出られて、よかった・・・。
 ミーティングでは、説明と、当日のピットの確認を行いました。男子は60分、女子は40分の
競技時間の中で、パンクや泥詰まりに備えて、ホイールやスペアバイクの交換を、ピットで行うことが
できます。そのため、選手一人につき、監督一人が付くようになっており、前日の時点で、
ピット場所もきっちりと決めておくのです。また、ランダムにドーピングの検査も行われます。
そのための、用紙も配られました。 
 そして、夜が明け、試合当日。早速試走。寒いけれどそれほど気にならなかったです。
それよりも、夜のうちに霜が降りたらしく、コースはガリガリしていました。
自転車の通った跡が、そのまま固まっているため、ハンドルを取られそうで、少し怖かったです。
 さぁ、スタートです。初めは直線です。もう、スタートダッシュで置いていかれました。でも、もう、
何も考えず、ひたすらこぎます。試走の時は、ガリガリだったコースが、時間とともにジュルジュル
してきました。今度は、ハンドルを取られて滑りそう!!怖がっちゃだめだ、近くばっか見ちゃ
だめだ、諦めちゃだめだ、と思って走りました。見るからに滑りそうなところ、思いっきり突っ込み
ました。転びました。もう、ドロドロ。サングラスも外れます。でももう、気にしている余裕は
ありません。とにかく走ります。ピットのなかから、自分を応援する声も聞こえます。
頑張って走ります。昨日、練習したところでも、失敗してまた転びます。でも、突っ込みました。
そして・・・40分のレースが終わりました。
 1位の人にラップされずに完走することを目標にしていたので、それは達成しました。でも、
終わってみると、全然絡めなかったことが、悔しいです。トライアスロンのなかでも、自分が一番
好きなバイク。もっと走れるようになりたいなぁと思いました。 レースの終わったあとの自分の顔は
本当にひどかったです。もう、ドロドロで、口の中にも泥が入っていて、お歯黒状態でした。
こんな顔で、みんなのところをウロウロしてたなんて、すごいと、鏡を見て思いました。
 今回のレースも、反省点がたくさんありました。同じことは繰り返さないように、していきたいです。
それにしても、クロスって本当におもしろいです。そして、トライアスロンでもそうですが、
速い人というのは、どうしてみなさん、かっこいいのでしょう?
惚れ惚れしてしまいます。私も、あんなふうになりたいなぁ。
 そして、監督、どうもありがとうね。

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