”'99日本学生トライアスロン選手権”に出場してきました!   後藤久美子
 9月12日、石川県の七尾市で開催された学生選手権に行ってきました。各ブロックの予選会を
通過した男子152人、女子44人が集結しました。静岡からの出場は私一人だったため、
心細かったのですが、本当に楽しかったです。そんな私の、七尾での2日間を報告します。
 9月11日大会前日、朝6時くらいの電車に乗って、3回程乗り継ぎ、和倉温泉に着いたのは、
昼の12時くらいでした。長い道のりでしたが、一度も寝ず、景色を見てボーっとしていたら、
着いてしまいました。 駅に降り、ンーっと伸びをして、旅館へGOです。イマイチ分かりにくい
地図を見ながら、てくてく歩いていきました。途中に、郵便配達のお兄さんがいたので、
道をたずねました。とても親切に細かく教えてくれました。しばらく歩いていると、先程の
お兄さんが、わざわざ追ってきてくれ、旅館まで一緒に行ってくれました。やさし〜!感動でした。
旅館に着くと、すぐに自転車の組み立てにとりかかりました。宅急便で送ったのですが、
ハンドルもブレーキもサドルもバラバラで、はたして、自分一人で組み立てられるか、
とても心配でした。思っていたほど難しくもなく、汗をカキカキ、まともな自転車にすることができました。
この間に、小学3年生のタカヒロ君と仲良くなりました。受付会場まで、道案内もしてもらいました。
夜、旅館の食事は私の苦手なエビカニづくしでした。嫌いと言っていては食べるものもないため、
我慢して食べました。でも、気付いたことが一つ・・・カニッて、実はおいしいかも・・・。
温泉は露天風呂があり、温泉大好き女の私はとてもうれしくて、ババンババンバンバン♪では
ないけれど、歌なんて歌ってしまいました。
 9月12日、朝4時に起きました。外は風もなく、穏やかです。2週間前に行われた音吉トライアスロン
では、大荒れの海に泣かされていたので、今回は海が荒れていませんようにと祈っていました。
会場までは最低限の荷物を持って、バイクに乗っていきました。会場には、もうたくさんの人が集まって
いました。全国大会だから、みんなきっとギラギラして怖いんだろうと思っていたのにそうでもなく、
リラックスムードでよい感じでした。そして、みんな派手です。
髪なんて、キラキラシルバーっぽく、全身は黒く日焼けしているので、よけい派手に見えます。
私は派手さがまったく足りなかったわ、なんて思ってしまいました。
また、驚いたことがありました。大会前に、3本ローラーで汗を流している人がいたことです。「そんなこと
したら、レース前に疲れてしまうよ」と思いましたが、練習量の差を見せ付けられ、ショックでした。
そうこうしているうちに、北海道教育大の松岡さんや、中京大の安ちゃんと仲良くなり、ペチャクチャ話して
いました。女子は男子の20分後にスタートでした。海は穏やかで冷たくもなく、よいコンディションでした。
しかし、このレースは、ウエットスーツ禁止だったので、いつもウエットスーツに助けられている私にとって、
それが少し不安でした。 たいしたバトルもなく、泳ぎは順調。調子はよさげです。でも、水をかくたびに、
なにかが触れます。クラゲでした。私たちはクラゲの群れの中を泳いでいました。口の中にも2、3回は
入ってきて、もう少しで食べるところでした。 スイムは20位くらいで上がり、バイクです。バイクで、
スイムの遅れを取り戻そうと必死でこぎました。アップダウンは、ゆるいものが2ケ所くらいで、あとは
フラットなコースでした。道も広く、走りやすかったけどれど、1ヶ所、海に面しているため、下りなのに
進まない場所があり、なんでぇと思ってこぎました。ドラフティングが一切禁止だったので、つらさはみんな
同じでした。 バイクを8位で終了し、ランです。最近、ランが走れていたので、気合を入れてスタートです。
トランジットで2人抜いたので、6位からのスタートでした。とても暑く、エイドで水を飲み、体にかけると、
元気がふっと出ます。でもすぐにほてって大変でした。知り合いもいないため、沿道から私の名前を
呼んで、応援してくれる人はいません。でもスタート前に仲良くなった2人と、すれ違うたびに声を掛け合い
ました。なんだか、体がキュッとなり、感動していました。半分くらい過ぎたところで、前の人を抜き、
5位に浮上、最後のほうは足もあがらず、ひたすら、早く終われ、と思っていました。
結果は、2時間23分で女子5位。6位以内に入れると思っていなかったので、本当にうれしかったです。
 大会終了後、松岡さんと安ちゃんとレースについて話したり、楽しく過ごしました。また、どこかの大会で
会おうねと、別れました。おみやげをどっさり買い、夕方5時くらいに七尾の駅に行きました。
そこで、ばったり熊本工業大の永田さん、菊池さん、宮崎さんと一緒になりました。
電車が出るまで、この3人といろいろ話して楽しみました。
 20年生きてきて、1人でこんなに遠くまで来たこともなかったし、大会に1人で出たこともなかったけれど、
たくさんの人と接し、友達もできて、本当によい経験ができました。なんでも1人でやってみて、今まで
どれだけ周りの人に助けられていたのか、本当によく分かりました。トライアスロンをやっていて
よかったと思いました。 
 来年から、私も社会人になりますが、できる限りトライアスロンを続けていきたいです。そして、
今回仲良くなったみんなに、また会いたいと思いました。
さらに、スイムの練習不足を再再再・・・確認したので、泳ごうと思いました。

トライアスロン